本規約は、東洋インターネットサービス株式会社 (以下「当社」といいます) が提供する専用サーバーサービス (以下「本サービス」といいます) の利用に関する個別の条件を定めるものです。本規約は、当社の 共通利用規約 と一体として適用され、共通利用規約の特別条項として位置付けられます。両者の間に齟齬がある場合は本規約が優先します。
第1条 (適用範囲)
本規約は、当社が「TOYO Hosting」のブランドで提供する専用サーバーサービスを契約する利用者と当社との間に適用されます。
第2条 (定義)
- 「専用サーバー」とは、当社が指定する物理サーバー筐体 1 台を、利用者が単独で使用する形態のホスティングサービスをいいます。
- 「データセンター」とは、当社または当社が業務提携するパートナーが運営する物理施設をいいます。
- 「IPMI/KVM」とは、サーバー本体の電源制御・コンソールアクセスを遠隔で行う管理機能をいいます。
第3条 (サービス概要)
- 本サービスは、利用者が指定するスペックの物理サーバーを当社がデータセンターに設置し、ネットワーク接続、電源、冷却、物理セキュリティ、24 時間監視を含めて提供するものです。
- OS、ミドルウェア、アプリケーションのインストール及び運用は、原則として利用者が自らの責任において行うものとします。
- 当社は、利用者の要望に応じ、有償オプションとして OS インストール、初期セットアップ、運用代行等を提供することができます。
第4条 (開通)
- 標準構成プランは、契約成立及び初期費用の入金確認後、原則として 1 〜 3 営業日以内に開通します。
- カスタム構成、海外データセンター、特殊機材を含むプランは、部品調達・設置作業の所要日数により 5 〜 10 営業日を要する場合があります。
- 開通遅延が当社の責に帰すべき事由による場合、SLA に定めるサービスクレジットの対象とします。
第5条 (ハードウェアの所有・使用権)
- 本サービスに使用される物理サーバー機器の所有権は、当社または当社の指定する第三者に帰属します。
- 利用者は、契約期間中に限り、当該機器を本サービスの目的に従って使用する権利を有します。
- 利用者が機器を毀損した場合、当社は実費相当額を利用者に請求することができます。ただし、自然故障その他通常の使用に伴う劣化はこの限りではありません。
第6条 (ハードウェア障害対応)
- 当社は、ハードウェア障害が発生した場合、SLA に定める対応時間内に部品交換または同等性能機への移行を実施します。
- HDD、SSD 等のストレージ媒体に障害が発生した場合、当該媒体に保存されたデータは復旧されないことがあります。利用者は、自らの責任においてバックアップを取得するものとします。
- 故障部品の交換に伴う再起動、ネットワーク切替その他のメンテナンス作業は、可能な限り利用者に事前通知を行いますが、緊急性のある場合はこの限りではありません。
第7条 (IPMI/KVM)
- 当社は、利用者に対し IPMI または KVM-over-IP による遠隔管理機能を無償で提供します。
- 利用者は、IPMI/KVM の認証情報を厳重に管理するものとします。
- IPMI/KVM を経由した攻撃、脆弱性スキャン、第三者ネットワークへの不正アクセスは、第12条に定める禁止行為に該当します。
第8条 (OS・ミドルウェアの責任分界点)
- 当社の責任範囲は、物理サーバー、ストレージ、ネットワーク機器、データセンター設備、上流ネットワーク接続までとします。
- OS、ミドルウェア、アプリケーション、利用者データに関する設定、運用、セキュリティ対策、ライセンス管理は、利用者の責任とします。
- 当社は、有償オプションとして運用代行・マネージドサービスを提供することがあります。その場合の責任範囲は別途締結する個別契約に定めます。
第9条 (ネットワーク・帯域)
- 各プランに含まれるネットワーク帯域、転送量上限は、当社ウェブサイトに表示するサービス仕様によります。
- 転送量上限を超過した場合、当社は事前通知のうえ追加料金を請求することがあります。
- 当社は、ネットワーク全体の安定性確保のため、特定のポートまたはプロトコルに対するレート制限、フィルタリングを実施することがあります。
- 追加 IP アドレス、Private VLAN、専用回線増強等は、有償オプションとして提供します。
第10条 (データセンター入退場)
- 本サービスは、原則として利用者によるデータセンターへの入場を必要としない形態で提供されます。
- 利用者が物理機器の持込み・持出しを希望する場合、事前に当社の承諾を得るものとし、データセンターのセキュリティポリシーに従う必要があります。
- 入退場には、当社が請求する立会い費用、申請手数料が発生する場合があります。
第11条 (移設・撤去)
- サーバーの移設 (データセンター間の移動、ラック内の位置変更等) は、原則として有償の作業オプションとなります。
- 契約終了時の機器撤去・データ消去は、当社が責任を持って実施します。データ消去は NIST SP 800-88 に準拠した手法によります。
- 利用者持込み機器がある場合、契約終了後 30 日以内に利用者の負担で引取りを行うものとします。期間内に引取りが行われない場合、当社は当該機器を処分することができ、これに要した費用を利用者に請求できます。
第12条 (専用サーバー特有の禁止事項)
共通利用規約及び AUP に定める禁止事項に加えて、利用者は次の行為を行ってはなりません。
- 当社のハードウェア、ネットワーク機器、データセンター設備に物理的損傷を与える行為
- 当社の事前承諾なく、当社所有の機器を移動、改造、追加、撤去する行為
- IPMI/KVM の認証情報を第三者に開示し、当社の管理範囲外の遠隔操作を許諾する行為
- サーバーの過度な発熱、消費電力超過を引き起こす設定変更
- 近隣ラックの機器、ネットワーク帯域、電源容量に著しい影響を及ぼす行為
附則
- 2026年5月1日 制定・施行